「walk」カテゴリーアーカイブ

半年ぶりの savi no niwa さんへ。

冬場はJR利用がデフォルトだ。
傘を開けばすぐお猪口、駅から5分の道のりも
コートのフードを被りたくなるほどの寒さ。
が、店内はストーブとキャンドルのほのかな灯りでぽっかぽか。

たっぷりと油を売り、素敵な湯呑みをゲットしてから
再び極寒の近江平野へ‥。
近江八幡駅からお気に入りの西の湖へ向かう。
時折横殴りに降り出す雨に立ち向かいながら、徒歩にて小一時間。

日頃の行いからか、湖に近づくにつれ青空が見え陽も射し始めた。
背の高い葦の間の水路を手漕ぎの和船で巡る
『水郷めぐり』がこの辺りの観光の目玉だ。
桜の頃や水辺の涼を求める初夏には大変な人出らしい。

私見としては、枯れた葦が陽に光る中を乗客が少ない和船が
ひっそりと進む様がお気に入りなのだが、
近辺を見渡す限り賛同者は皆無のようだ。

雨上がりの朝日に輝く滑走路。

この日は前日の雨が止み、朝日の角度が残る千里川土手へ。
足元はぬかるんでいるが天候的にはまずまず。

定番の「スカイランドHARADA」の駐車場から
「伊丹スカイパーク」で流し撮りをするうちに、
さすがに3日目だけあって腕に疲れを感じ始めた頃、
着陸する飛行機を追っているファインダが突然シャットダウン。
カメラ上部液晶画面の「エラー」表示虚しく、
その時点で我がカメラは任務を終了してしまった。

予約していた新幹線の時刻を早め、しぶしぶ帰路につくことに。
3日間空港周りでの収穫は十分だったので、
このタイミングの故障でまだ良かったのだとも思う。

名古屋駅からニコンのサービスセンターに直行。
レンズと本体両方にトラブルがあるらしく、
その修理見積もり額に青ざめながら、軽くなったバックを背負い
まだ昼間の明るさが残る街を抜け、傷心地下鉄に乗るのだった。