美術館からの借景にもなっている明峰『大山』を望む、
田園風景の中に絵のように佇む建物。
この道行きでもコミュニティーバスのお世話になった。
戻りのバスには事前の予約が必要だったりする。
今回は学んだことが多くあった。
電車の扉はいつでも自動で開閉するものではない、
交通系ICカードはJRであっても使えないことがある、
コミュニティーバスはいつでもバス停に来るとは限らない、
また、降車するする時はボタンではなく意思表示が必要。
等々だ。
美術館からの借景にもなっている明峰『大山』を望む、
田園風景の中に絵のように佇む建物。
この道行きでもコミュニティーバスのお世話になった。
戻りのバスには事前の予約が必要だったりする。
今回は学んだことが多くあった。
電車の扉はいつでも自動で開閉するものではない、
交通系ICカードはJRであっても使えないことがある、
コミュニティーバスはいつでもバス停に来るとは限らない、
また、降車するする時はボタンではなく意思表示が必要。
等々だ。
今回山陰路に興味を持ったのは
この辺りが持つ独特な地形だった。
『島根半島・宍道湖中海ジオパーク』
資料をいただいて帰ったので、
この不思議な地形の成り立ちを知ることができた。
その象徴でもある島根半島の一部に触れようと、
境港駅からコミュニティーバス2台を乗り継いで「笹子海岸」。
そこから徒歩で惣津展望台から「惣津海岸」。
笹子海岸は砂浜を有し海水浴が可能な海岸。
惣津海岸は独特な波食棚と呼ばれる岩場がち。
それぞれがキャラクターを持っている。
共通して言えるのは日本海の透明度の高さだろうか。
名古屋から直接ここに来ようとすると、
新幹線「のぞみ」、特急「やくも」、JR境線、
さらにコミュニティーバス2台でゆうに“7時間”はかかる。
ただ、その価値あり。
なぜなら、今時この美しい風景を独り占めできるからだ。
境港では美しい境水道と境水道大橋、
お約束の“鬼太郎”を堪能し米子へ戻った。
朝一で一畑電車に乗る。
出雲大社へ向かう名物電車だ。
今回はその手前の松江フォーゲルパークで花鳥見物。
何度か訪れた掛川花鳥園と同じようなスタイル。
ただ、高低差があるその敷地は広大だ。
再び一畑電車とJR山陰本線、
コミュニティーバスを乗り継ぎ足立美術館へ。
美術館の無料シャトルバスではなく、
敢えてのコミュニティーバス利用。
なぜなら、
今回の山陰路にはこのコミュニティーバスが
重要な役割を果たすからだ。
有名な足立美術館は期待どおりの内容と、
予想どおりの人手だった。
どこまでも天邪鬼な私は、
手入れが行き届いた庭園にも増して、
バス停付近から見た
良く手入れされた田園風景に心惹かれたのだった。
何度か計画は立てていたものの、
諸般の事情のため延び延びになっていた山陰路。
美術館巡りが主な目的だが、手始めに国宝松江城へ‥
雨混じりの天候ながら夕方近くには晴れ間が見え始め、
お堀巡りの遊覧船も盛んに行き交うようになった。
夕刻、松前城から島根県立美術館へは
宍道湖を眺めつつ徒歩で向かった。
その風景はリゾートそのもの。
ただ、日曜日なのに人の数は少なくゆったりしている。
私にとっては理想的な状況だ。
美術館に着く頃には雲は切れ晴れ間が見え始めた。
諦めかけていた夕陽見物時間まで粘ることに‥
そこに満を持して現れた夕景こそが、
美術館の重要な常設展示物であることを実感できた。
なんという贅沢。
雨上がり、紫陽花は準備万端。
ばら園の薔薇が盛り。
曇り予報が一転、
真夏日寸前の日差し降り注ぐ1日だった。