美術館巡りのトリは『植田正治写真美術館』。

美術館からの借景にもなっている明峰『大山』を望む、
田園風景の中に絵のように佇む建物。

この道行きでもコミュニティーバスのお世話になった。
戻りのバスには事前の予約が必要だったりする。

今回は学んだことが多くあった。

電車の扉はいつでも自動で開閉するものではない、
交通系ICカードはJRであっても使えないことがある、
コミュニティーバスはいつでもバス停に来るとは限らない、
また、降車するする時はボタンではなく意思表示が必要。

等々だ。

やっと訪れることが出来た、松江。

何度か計画は立てていたものの、
諸般の事情のため延び延びになっていた山陰路。

美術館巡りが主な目的だが、手始めに国宝松江城へ‥

雨混じりの天候ながら夕方近くには晴れ間が見え始め、
お堀巡りの遊覧船も盛んに行き交うようになった。

夕刻、松前城から島根県立美術館へは
宍道湖を眺めつつ徒歩で向かった。
その風景はリゾートそのもの。
ただ、日曜日なのに人の数は少なくゆったりしている。
私にとっては理想的な状況だ。

美術館に着く頃には雲は切れ晴れ間が見え始めた。
諦めかけていた夕陽見物時間まで粘ることに‥

そこに満を持して現れた夕景こそが、
美術館の重要な常設展示物であることを実感できた。
なんという贅沢。

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