クセになる、養老天命反転地。

2回目の訪問。相変わらず危ない。
小さな子供連れの家族をみると毎回ハラハラする。

ただ、貸し出されているヘルメットを被せて
子供たちをここで自由に遊ばせることは
危険の範疇を身を以て学ぶ絶好の場所かもしれない。

ただ一つの斜面をとってみても、それは均一の傾斜を持たない。
自分の体重と靴底の形状、斜面の形状と角度。
徐々に深くなる斜面の角度のどの辺りに抵抗力の限界があるのか、
なだらかに変化する斜面に対して目視では判断がし辛い。
限界を越えれば落下。体験こそが全て、これは大人でも同じ。
危ないと分かっていても、ついついもう少し先まで行ってみたくなる。

今時の厳しい環境安全基準において
人口の構造物の中でこれほど危険な場所はないだろう。
地方公共団体がこの施設を存続させ、
維持・運営を担っていることに
驚きを感じ、敬意を表しざるおえない。

施設内は老朽化が進み、所々補修工事が進行中だった。
今後も様々な困難を乗り越え、
この貴重な施設を守っていただきたいと思う。

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