来週、富山へ行こうと思う。
富山県立近代美術館へ
『第10回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2012』を観にいく。
3年に1度のこの公募展に、最初に行ったのはいつだったろうか。
猛烈に暑かったことだけは覚えている。
富山はこの時期フェーン現象でとにかく暑い。
名古屋のジメジメした暑さとは違い、
フライパンの上で炒められているような暑さだった。
最初に行ったのは事務所勤めの頃。
その後、独立してからこの美術館へ行ったおり、
経費を会計処理する際に、
会計事務所の担当者さんから問いつめられた。
「この方はどなたですか? ご関係は? ……トヤマチカミさん。」
と聞かれ、ドギマギした私は「ひ、ひとではありません……」。
私はこの時かかった経費を、
「富山近美」と省略して帳面に記載していたのだった。
ここ数回は行けていなかった。
その間に美術館自体も変化しているようだ。
2011年に「ミルゾー」というマスコットキャラクターができている。
永井一正氏のデザインによるものなので、
まさかゆるキャラとは呼ばせていないだろうが、ちょっと心配ではある。
諸々に想いを馳せながら、幻の富山近美さんに会いに行く。