気になっていた大正村へ明知鉄道で。

仕事ひと区切りで、
「日本大正村」を標榜する街「明智」へ。

明知鉄道に揺られること1時間弱、
1両編成の列車は始発から終点まで、
周りの風景を視野に入れつつのんびりと駅を数える。
1時間1本に満たないその運行数故、
あんまり散歩に夢中になっていると
帰りの時間がどんどんと延びていってしまう。

その村は想像以上に充実していた(失礼)。
しっかりとした主要施設もさることながら、
私はむしろその周辺に点在する、
手作り感たっぷりの環境の方に惹かれた。

日本大正村の起源が施設の中に展示されていた。
住民主導で行われた街全体の保存・再現事業は、
賛否両論があり様々な困難を伴ったようだ。

高台にある大正ロマン館の前庭にあるローズガーデンを、
地元の方たち(?)が大勢で整備されていた。
おそらくボランティアなのだろう。

施設の其処此処に飾られている草花にも
関わっている方々の心遣いが伝わる。
そう、そこにあるのはテーマパークではなく、
「日本大正村」を標榜する「明智町」なのだ。

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