この施設が大昔植物園だった頃に行ったきり、訪れる機会がなかった。
最寄り駅「近鉄長島駅」から出ているシャトルバスにはあえて乗らず、
往復ともに30分ほどの道のりを歩いてみた。
往路の長良川沿い堤防道路を歩いてみたところ、そこには見覚えのある施設が。
完成当時物議を醸した長良川河口堰。
堰やダムの無かった長良川に初めてできた河口堰だ。
出水される様子を見ながら堰の上を対岸まで歩くこともできるし、
魚が遡上する様子を水中から見られる施設もある。
また「アクアプラザながら」とういう立派な施設が併設されていた。
展望バルコニーも併設され、河口堰の様子を高い場所から眺めることもできる。
ただ、その施設の受付には人影もなくひっそりとしていた。
大盛況のウインターイルミネーション。
好評故、今ではゴールデンウィークまで開催期間が延びている。
暗くなるまで暇を持て余したが、食べ物の施設が充実しているのはありがたい。
復路、駅までの道中には街灯もまばらで、
うっかりしていると側溝や田圃に転落してしまいそう。
暗闇を人が歩いていることすら珍しいのだろう、
対抗する車両もハイビームを切り替えることもしない。
観客溢れる娯楽施設とは対照的に、近隣の街や最寄り駅は静かだ。
これは鈴鹿サーキットの状況とよく似ている。