佐久島は立派な離島であった。

初めての佐久島。
夕方から一色近辺をぶらぶらしたかったため、
あえてクルマではなく公共交通機関を利用することに。

乗船場がある一色さかな広場行きの名鉄東部交通バスが
途中「三河一色駅跡」というバス停を通った。
珍しい停留所名。廃線後の駅跡のようだ。
この辺りにはかつて半円を描くような急カーブの
特異な路線(三河線海線らしい)があった記憶があるが、
この三河一色駅がその路線の駅だったようだ。

佐久島渡船で島の東港へ向かう。
屋上デッキで猛烈な潮風を真正面から受け止めながら
20分ほどの短いながらも濃密な船旅を楽しむ。
前方には知多半島先端のチッタナポリや
日間賀島がほぼ等距離に見える。

佐久島は言わずと知れた屋外アートが点在するアートの島。
オフシーズンとはいえ予想どおり人気のスポットには
撮影のための順番待ちができている。

期待していた猫たちにはあまり出会わなかった。
見かけたのは公衆トイレの前にいた一匹だけで、
必然的に大もて状態の彼(彼女)の周りには人だかりが‥。

知多半島側から訪れる日間賀島と比べると、
島の大きさもあってか立派な幹線道路や海水浴場、
休憩施設も整備されていてリゾート感たっぷり。
ただ、日間賀島の素朴な感じも離島らしくて好きなんだが。

夕暮れ前に島を離れ、一色界隈の海岸をひと巡り。
一色海浜公園の外周を廻って矢作古川河口までの堤防道路を
砕ける波や海鳥を眺めながら夕日と反対側へ歩く歩く。

河口に辿り着く頃には辺りはもう真っ暗。
堤防道路をハイピームで飛ばす軽トラにぶつけられないように、
こちらの存在感を強調しながら上流の橋を目指す。

到着した橋からさらに30分歩いて吉良吉田駅へ。
名古屋へ向かう上り列車はガラ空きなので居眠りし放題。
これが公共交通機関を利用する最大のメリットである。

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