昨年に続き、SUZUKA 2&4を観戦。
曇天で時々晴れた土曜日、晴天の合間に時々花曇りの日曜日。
両日ともあっという間に終わってしまった印象。
今回も公共交通機関のJRと伊勢鉄道を利用した。
土曜日は音楽を聴きながら電車に乗っていたためか、
乗り換え駅を乗り越してしまい一駅戻ることになってしまった。
おかげで関西本線「河曲(かわの)」駅で40分待ち(悲)。
誰もいないホームから、ほのぼのとした田園風景を眺めて過ごす。
これもまた一興、農作業をしている人たちも風景の一部になっていた。
河原田駅まで戻って伊勢鉄道に乗り換える。
いつもは四日市駅で乗り換えるので、この駅で乗り換えるのは初めて。
JRと伊勢鉄道の河原田駅はホームの場所と高さが異なるため、
乗り換えには歩道橋を渡る形になりこの微妙な位置関係も面白い。
その歩道橋で外国人のご夫婦に「スズカ、スズカ、サーキットこっち?」
と声をかけられた。指差す方向に伊勢鉄道の小さなホームが。
「イエス、イエス、あっち」と私も同じ方を指差しお互い笑顔。
私は一両編成の伊勢鉄道の最後尾に陣取り、
列車から吐き出されるレールを小学生のように眺めていた。
鈴鹿サーキットの最寄駅は「鈴鹿サーキット稲生」という駅。
そこに至るまでに、シンプルな「鈴鹿」という駅がある。
その駅を発車し、遠ざかるホームに前出の外国人ご夫婦が!
「あわわ、間違えている!」鈴鹿駅で降りてしまったのだ。
長々とした駅名「鈴鹿サーキット稲生」よりも、
短い「Suzuka」の表記はインパクトがあり間違えやすいのだろう。
次の列車まではゆうに1時間以上はあったはず。
あのご夫婦は無事に鈴鹿サーキットに辿り着けたのだろうか。
サーキットでは動いているものを撮るのには向いていないと評判の
慣れないスーパーコンデジ「COOLPIX P900」との格闘もあり、
写真を撮るのに必死で、肉眼ではほとんどレースを見ていない。
これは花火の写真を一生懸命撮っている時と同じだ。
これは、いかんことだと思う。