春まだ浅い醍醐寺は人影も少なく、鳥の声と水音のみの静かな佇まい。
昨年は桜の盛りの訪れたので、今回は全く違った表情だった。
以前から興味のあった「上醍醐」という地域へ入るには
登山に臨むほどの覚悟がいるらしく、今回も断念した。
「京都」タグアーカイブ
意外な発見が多い平安神宮。
訪れるのは小学校の修学旅行以来。
本殿を取り巻く、南神苑・西神苑・中神苑・東神苑と呼ばれる庭園。
その存在の記憶すらない。その片隅に
日本初の路面電車がそっと展示されていた。
雨の智積院。
枯山水の庭に本物の雨がつくる波紋が。
写真はないが、田渕俊夫氏による襖絵が観たくて再訪した。
雨が吹き込む縁に佇むと、古来寺社の建物は
外界との隔たりが極めて少ないと実感させられます。
雨風、寒暖、諸々あるがままに受け入れていたのでしょう。
貴重な陽光に演出された南禅寺。
時々雲間からさす光が
鐘楼や煉瓦造りの水道橋にあたり
その印象を際立たせてくれた。
桜や紅葉がなくても魅力的な法然院。
シンボルの山門をはじめ、池の中のオブジェ、
アートの展示、水場の粋な細工などなど
京都の中でも外せない最も好きな場所。
こちらでも、畏怖の念を与えられるほどの
佇まいの木々や苔に毎回圧倒される。