農村景観が美しい場所を求め、
午前中の本降りが嘘のような日差しの中ひたすら歩く。
ここぞ! という場所は見つけられなかったが、
新規分譲宅地が整地されている場所がところどころにあり、
この景観を堪能するために、いっそ移住してみるか?
8年ぶりの明智鉄道と「日本大正村」。
もう8年にもなる。
ところどころ記憶に残っている場所と、
変わってしまった場所が混在している。
当時よりやや静かになってしまったかも。
何年ぶりだろうか、恵那峡界隈。
駆け出しの頃、仕事の関係で
対岸の遊園地には何度も訪れたが、
こちら側の遊覧船乗り場には初めての訪問。
その昔は両岸を球形のロープウェイが繋いでいて、
屈指の観光名所だった。
遊覧船には乗らずに川下の大井ダムへ。
遊歩道が繋がっているはずなのだが、
途中で藪に覆われ、その道を見失い、
やむなく車道を迂回してなんとか辿り着いた。
多くの方が作業をされていた。
このダムが上流の峡谷美を作っているわけだ。
時折雨がパラパラ舞う最終日。安土駅より「旧伊庭家住宅」。
安土駅へ降り立ち、残る「西の湖」対岸へ。
確認しておきたかった「西の湖すてーしょん」からの眺め。
雨がちな天候で残念ではあったが、なかなかなのかも。
駅の方向にとって返し「旧伊庭家住宅」へ。
建築家ヴォーリズ氏の設計の和洋折衷な邸宅。
ボランティアの方の丁寧なガイドがありがたかった。
最後に「savi no niwa」さんに1年以上ぶりに伺って、
インスタで気になっていた作品をいただいて帰路へ。
時折の土砂降りを、巧みにかわすことができたのは見事。

お馴染みの「西の湖」を反対側から。
長命寺からバス利用で「西の湖」の北西部。
ここも初めて、手漕ぎ舟による水郷めぐりの出発点だ。
ここから普段のコースを逆回りで西の湖園地へ。
春先や冬場に訪れることが多く、
初夏だと全く違った風景だと気づく。
背の高いアシが密集していて見通しが効かない。
こちらも次回のロケハンのため、
湖畔をただひたすら歩く。
先ほどの長命寺800段のため足が辛い。
最後に、湖東平野の麦畑を凄まじい運動能力で
飛び交うツバメを追いながら1日を終えることに。