シンボルの山門をはじめ、池の中のオブジェ、
アートの展示、水場の粋な細工などなど
京都の中でも外せない最も好きな場所。
こちらでも、畏怖の念を与えられるほどの
佇まいの木々や苔に毎回圧倒される。
シーズンオフ? 静かな哲学の道。
夥しい数の桜の蕾。
満開になる頃には、人出も満開だろう。
静かな雰囲気の方が哲学の道らしいのかも。
そういえば、馴染みになった猫たちに
今回は出会えなかったなぁ。
雨上がりの銀閣寺(東山慈照寺)。
狐の嫁入り。
陽が照っては急に雨がパラつくような気まぐれな天気。
賑やかな修学旅行生をやり過ごしながら境内を散策した。
日差しの届かない場所に光る苔が美しい。
白砂を盛り上げた向月台も、いつもより重い色合いだった。
春まだ遠く、冬の風情が色濃い銀閣寺でした。
再度…?
先日“かわら美術館”で購入したポストカード。
鴨居 玲氏のパレット。実際に使われていたものに加筆した作品だ。
このパレットとセットで展示されていた
作品『サイコロ』に再度釘付けになった。再度…?
事務所へ戻ってみると、同じカードがデスクの引き出しの中に。
笠間日動美術館のパレット館に常設されているのを鑑賞した時に、
同じカードを買って帰ったことを忘れていた。
私がぼけていたのではなく、その作品がそれだけ魅力的だったんだと思いたい。
エゴン・シーレの作品を初めて観た時の印象に似ている。
ネットで“東京ステーションギャラリー ” 5月30日(土)~7月20日(月・祝)
『没後30年 鴨居 玲展』を発見(備忘録)。ぜひ他の作品も観てみたい!
必ず行きます。
「名古屋基地」ができた!
いつもコーヒーを頂いてお世話になっているイトウ珈琲商会本店さんへ。
先日行われたリニューアルに伴って「安友製作所」さんのコーナーが誕生した。
思えば3年ほど前、東京で個展を拝見したZucco.さんという作家さんの
ツイッターにたまたま登場したのがこの「安友グマ」だった。
腕を組んだその表情には強烈な引力を感じた。
作家さんとは、名古屋のクリエーターズマーケットで
出店された時に初めてお目にかかった。
後にその様子をFacebookからイトウ珈琲の伊藤愛子さんがキャッチされて、
この子たちの魅力に一目惚れ(?)。
こんなご縁が巡り巡って、名古屋で初の
オフィシャルスペースがこのお店にできることになった。
カラフルな古着を利用し、
型紙無しで同じものが二つと無い全てワンオフのクマたち。
それと、ほつれたりしたら修理にも対応する作品もあるという
彼の作家としての作品に対する愛情の深さと、
その真摯な姿勢がクマたちと同様に魅力的だ。
名古屋にもファンが多いと思ので、
この「名古屋基地」がその架け橋になったら素敵だと思う。