高橋広幸 のすべての投稿

またしても滝めぐりコンプリートならず、赤目四十八滝。

2年前の前回は時間がなくて「布曳滝」まで。
今回はもう少し上まで登れたが、
滝めぐりの最後の滝まで登ることは出来なかった。
途中で油を売り過ぎなのだろう。

この辺りには滝めぐりのコースの他にトレッキングコースもあり、
健脚の方々にとってはうってつけの場所。
ただし、熊よけの鈴をつけた人を見かけると、
素人の私はどうしても腰が引けてしまう。
せめて次回は「赤目五瀑」の最後の滝までは辿り着きたいものだ。

因みに、前回も今回も滑りやすい水際の斜面でコケた。
右スネに大きな青あざ左ヒザに小さな青あざ、
左手首のプロトレックを岩にぶつけて
回転ベゼルが回らなくなってしまったものの、
それらの多大な犠牲を払ってカメラだけは
シッカリと護りましたとさ、めでたしめでたし。

家原利明さんの展覧会『家原美術館 2021』へ。

久しぶりだ。

DMを頂いて、いつものように予備知識をいっさい入れず、
ぶっつけ本番で現地に向かう。
これが『家原美術館』鑑賞の極意だ。

もうひとつのポイントはその道程。
名鉄尾西線奥町駅から木曽川沿いの舗道を歩く。
川から街に入ると、ノコギリ屋根の工場から
機織り機の大きな音が聞こえてくる。
頭に浮かぶのは『ガチャマン』という言葉。
そう、ここは繊維の町「一宮」。

現地に到着すると、
程なくこの極意が正解だということを確信することとなる。
会場は『惣sow(そうそう)』レンタルスペース。
昭和初期に建てられたという蔵のある和洋折衷のお屋敷だ。
まさに家原さんのためにあるような建物。

彼の作品たちはこの空間の中を自分で歩き回って、
好きな場所を自ら見つけてそこに収まっているように見えてくる。

ここに長く留まっていると、
どこからが作品でどこからが背景(会場)なのか、
その明確な境界が徐々に失われていく。
この建物が建てられた時から
そこにあったのではないかとさえ思えてくる作品も少なくない。

あの古いノコギリ屋根の工場も、
実は彼のインスタレーションなのでは?

https://aoaocuq.blogspot.com

鈴鹿からの戻り、混雑を避け四日市へ。

鈴鹿が1日だけになってしまったので、
四日市をブラブラしようと思い歩き始めたものの、
前日から傷み始めた左足がさらに悪化。

新しい靴を購入してから“慣らし”はしたものの、
長い距離を歩いたためか、合わないサイズが顕在化してしまった。

左右の足のサイズの違いは私の永年の悩みだ。

好天には恵まれたものの、早々に引き上げることにした。