お馴染みの「西の湖」を反対側から。

長命寺からバス利用で「西の湖」の北西部。
ここも初めて、手漕ぎ舟による水郷めぐりの出発点だ。
ここから普段のコースを逆回りで西の湖園地へ。

春先や冬場に訪れることが多く、
初夏だと全く違った風景だと気づく。
背の高いアシが密集していて見通しが効かない。

こちらも次回のロケハンのため、
湖畔をただひたすら歩く。
先ほどの長命寺800段のため足が辛い。

最後に、湖東平野の麦畑を凄まじい運動能力で
飛び交うツバメを追いながら1日を終えることに。

800に及ぶ石段は甘くなかった長命寺。

近江八幡駅からバス利用で「長命寺」へ。
京都のお寺に引けを取らない名刹だと思う。

バスの終点ということもあって運転手さんとしばし歓談。
石段の険しさや、「西の湖」の良さを熱弁されていた。
特に桜の時期の「西の湖」は格別だと‥。私も経験上同感だ。
ただ、あまりその良さが知られていないのが不思議。

再訪のため石段が険しいかった記憶があったが、
それはクルマで訪れた時の記憶で、
全行程の9割をクルマ、残りの1割を徒歩での記憶。

帰りの下り(不揃い)石段を徒歩で下りる勇気はなく、
車道を大回りしてゆっくりと下ったのだった。

能登川駅から初めての場所、伊庭水郷から伊庭内湖へ。

町中を水路が走る伊庭水郷。それらが繋がるのが伊庭内湖。
水路に沿って水郷集落を巡る。コンパクトな集落だ。
湖東平野の広大な田畑を眺めながら伊庭内湖畔へ出る。

「能登川水車とカヌーランド」のよく手入れされた芝生で暫しの休息。
ゆっくりと内湖を一周しつつ、次回訪れるためにロケハンをした。
こちらもコンパクトだが、中々良い場所を発見できたと思う。

花は少なく人も少ない、だけど魅力的な醒井宿。

ツバメ飛び交う駅舎を出て旧街道へ。

主役の梅花藻は咲き始め。

まだまだ所々だけど、これから梅雨明けにかけて勢いを増すのだろう。
それに伴い、人出と気温も鰻登り。これは経験済み。
なので、この時期の静けさが中山道醒井宿の風情をよく伝える。

美しい湧き水周辺のわざとならぬ景色。
主役だけでは物語は成り立たないということだろうか。