絶好の天候だったといえる伊勢神宮。

お伊勢さんの魅力は、よく手入れされた杜と
手付かず(手を付けることが許されない)の森。
朝方の雨が玉砂利から上がる音と埃を抑え、
緑をより深くしてくれていた。

内宮の周りは訪れる度に賑やかになる。
そんなこんなで外宮が好きだ。

この日に猛烈な台風発生を知り、手前味噌を含め、
全国的に被害が少なくなることを祈願してきた。

天空テラスへの道のりは、想像以上に険しかった横山展望台。

この日初めてだったのは鳥羽城跡の公園と、
最後の横山展望台から望む迷路のような英虞湾。
天空テラスブームに乗ってか、たいへん賑わっていた。

その他は中学生の頃、友人と自転車で走った
パールロード(当時は有料道路だった)をはじめ、
走り慣れた定番お馴染みのコース。
もうとても自転車では走れないなぁ。

一度訪れてみたかった『室生山上公園芸術の森』。

現地までの道標は最小限、片や頼りのSBは圏外。
だが、辿り着いたその佇まいは期待以上だった。

過剰な利便性に飼い馴らされた人間には、
厳しさとも受け取れるほど余計なものが何もない美しさが漂う。
その前に立ち寄った『赤目四十八滝』では、
数ある滝の中の序ノ口しか見ることが出来なかった。
こちらも想像以上に厳しい。
今度はしっかりと時間を取って出かけたいと思う。

若干の人口減。

久々の水鉢清掃のついでに恒例の点呼。
8匹・7匹・31匹(新生)・総計46匹。
それぞれの鉢で前回の点呼から少し数を減らしてしまった。

夏場は水に手を入れると掌の中に入ってくるほど活発だったのに、
水温が下がってくると食欲も徐々に落ち、
今までどこかに置いてきてしまっていた警戒心も再び頭をもたげ、
睡蓮の鉢の隙間に身を隠すことが多くなってくる。
もっと季節が進むと、上からその存在を確認できなくなるほどだ。

成長が止まってしまった新生君たちはまだまだ元気そうだが、
何とかこの小さな体で無事に冬越ししてほしい。