永遠のクルマ小僧たち。

コイン洗車場でちまちまと愛車の拭き取り作業中、
隣にブンブンいわせながら「86」が停車。
洗車するでもなく初老の紳士(?)が自分のクルマを眺めている。
10分ほど経ったころだろうか、近づいてきた彼は「珍しいクルマだねぇ〜」。
私のクルマの年式を尋ね、ひととおり褒めてくれた。


そこから、自分の車歴を爆発的に披露してくれることに…。
私の知らないエンジンの型式もジャンジャン出てくる(全部トヨタ)。
何度か試みたが、私の話しへの返答はほとんど無く、会話は成立しない。
「クルマはオリジナルのまま乗ることにしている。」と胸を張る彼。
「でもねぇ〜。純正オプションだけで◯◯万円分カスタマイズしてる(笑み)
(どっちやねん!)。」


この世代は本当にクルマが大好きなんだろうなぁ。
私のクルマもガソリンスタンド等では中高年の引きが強い。
彼は現在70才だそうだ。
80才まではこのクルマにのるつもりだと、さらに満面の笑み。
暫くして、86に乗り込んだ彼はまたブンブンいわせながら、
洗車もせずに去っていった。
話し相手が欲しかっただけだったみたいだ。
去りゆく「86」のナンバーはもちろん「86」(笑)