ご時世柄、京都の賑やかな中心は避け、
山間の大原地区、寂光院と三千院のみを訪問。
全行程人は少なく、地下鉄・バスとも余裕で座ることができたほど。
菜の花と、桜と、青紅葉が競演。
前回大原に訪れた時は雨上がりだったが、
この日は好天に恵まれ四月上旬とは思えない
半袖でも十分なとても暑い一日だった。
それ故、魅力の苔は乾燥しきっており、
若干情緒に欠けたのは贅沢な悩みか。
お地蔵様たちも陰影パッキリとしたお姿に。
ご時世柄、京都の賑やかな中心は避け、
山間の大原地区、寂光院と三千院のみを訪問。
全行程人は少なく、地下鉄・バスとも余裕で座ることができたほど。
菜の花と、桜と、青紅葉が競演。
前回大原に訪れた時は雨上がりだったが、
この日は好天に恵まれ四月上旬とは思えない
半袖でも十分なとても暑い一日だった。
それ故、魅力の苔は乾燥しきっており、
若干情緒に欠けたのは贅沢な悩みか。
お地蔵様たちも陰影パッキリとしたお姿に。
こちらでも渡月橋界隈の賑わいを避け
「嵐山公園亀山地区」へ。
桂川沿いに観光船の準備する様子を眺めつつ、
愛犬の散歩をする地元の方と同じコースを行く。
展望台に登り遠方の街並みと眼下の渓谷を望む。
紅葉盛りの頃はさぞかし美しいのだろう。
まぁ、その頃にはこんなにのんびり
眺めてはいられないのだろうが‥。
大原に向かうバスのフロントガラスに雨粒が‥‥。
この僅かな雨が大原の景色に深い色をもたらす。
日差しの戻らない曇天が“苔”をいっそう光らせてもくれる。
こちらでも、
いきなり「三千院」には向かわずに「宝泉院」へ。
狙いどおりの一番乗り。人気のない空間を堪能。
初めて訪れた宇治。
駅を降り立ち大半の人たちが向かう「平等院」には向かわず
先ずは「明星山三室戸寺」を目指す。
アジサイやツツジで有名なお寺だが、
時季外れのためか人影は少ない。
庭園は貸切状態でじっくりと拝観できた。
JRさんに言われるまでもなく
元々“ずらし旅”専門なので狙いどおりだ。
取って返して「平等院」。こちらはそうはいかない。
予想どおり世界遺産恐るべし。鳳凰堂内部拝観は2時間待ち。
「ミュージアム鳳凰館」は人気企画美術館並みの混雑。
賑わう「鳳凰堂」はさて置き、
「最勝院」の玄関先のセンスが秀逸だった。
京都最終日。
前回訪れた時、荒天のためケーブルカーやロープウェイからの景色が
全編真っ白だった比叡山延暦寺へリベンジ。
定番の参拝順序に反し、シャトルバスで横川地域から入る。
そこから再びバスで西塔地域へ戻り、
最後は少し徒歩で東塔地域へと更に戻るコースをとった。
この順番がやはり反対だと痛感するのは
途中の登り石段の長さとその一段の段差の大きさ。
図らずもここが修行の場であることを思い知らされた。