子供の頃、夏休みの東宝ゴジラ映画は欠かさず観ていたはずだが、
この映画以降リアルタイムでは観なくなっていたと思う。
噂どおりサイケデリックな内容で、やはり全く記憶にない。
公害問題真っ只中を過ごした身としては、
懐かしくも恐ろしい時代だったと思い知らされる。
劇中に流れる挿入歌の歌詞に福島原発事故以来、
盛んに登場する「ストロンチウム」がある。
ゴジラ自身の出生にも関わりがあり、その意味は深刻だ。
恐ろしい時代はまだ終わってはいない。
子供の頃、夏休みの東宝ゴジラ映画は欠かさず観ていたはずだが、
この映画以降リアルタイムでは観なくなっていたと思う。
噂どおりサイケデリックな内容で、やはり全く記憶にない。
公害問題真っ只中を過ごした身としては、
懐かしくも恐ろしい時代だったと思い知らされる。
劇中に流れる挿入歌の歌詞に福島原発事故以来、
盛んに登場する「ストロンチウム」がある。
ゴジラ自身の出生にも関わりがあり、その意味は深刻だ。
恐ろしい時代はまだ終わってはいない。
監督役の濱津隆之さんを見た途端に、
その動きも含めてどこかで見たことがある人だなぁと感じ。
ずっとそのことが気になって、映画の仕掛けの面白さが
半分くらいしか入ってこなかったようだ。
同級生か? 過去のクライアントさんか? 他の役者さんか?
間違いなくどこかで会っている、はず。
お伊勢さんの魅力は、よく手入れされた杜と
手付かず(手を付けることが許されない)の森。
朝方の雨が玉砂利から上がる音と埃を抑え、
緑をより深くしてくれていた。
内宮の周りは訪れる度に賑やかになる。
そんなこんなで外宮が好きだ。
この日に猛烈な台風発生を知り、手前味噌を含め、
全国的に被害が少なくなることを祈願してきた。
この日初めてだったのは鳥羽城跡の公園と、
最後の横山展望台から望む迷路のような英虞湾。
天空テラスブームに乗ってか、たいへん賑わっていた。
その他は中学生の頃、友人と自転車で走った
パールロード(当時は有料道路だった)をはじめ、
走り慣れた定番お馴染みのコース。
もうとても自転車では走れないなぁ。
現地までの道標は最小限、片や頼りのSBは圏外。
だが、辿り着いたその佇まいは期待以上だった。
過剰な利便性に飼い馴らされた人間には、
厳しさとも受け取れるほど余計なものが何もない美しさが漂う。
その前に立ち寄った『赤目四十八滝』では、
数ある滝の中の序ノ口しか見ることが出来なかった。
こちらも想像以上に厳しい。
今度はしっかりと時間を取って出かけたいと思う。