時折雨がパラパラ舞う最終日。安土駅より「旧伊庭家住宅」。

安土駅へ降り立ち、残る「西の湖」対岸へ。
確認しておきたかった「西の湖すてーしょん」からの眺め。
雨がちな天候で残念ではあったが、なかなかなのかも。

駅の方向にとって返し「旧伊庭家住宅」へ。
建築家ヴォーリズ氏の設計の和洋折衷な邸宅。
ボランティアの方の丁寧なガイドがありがたかった。

最後に「savi no niwa」さんに1年以上ぶりに伺って、
インスタで気になっていた作品をいただいて帰路へ。

時折の土砂降りを、巧みにかわすことができたのは見事。

savi no niwaさんで頂いた作品。作家さんのプロフィールと共に。
savi no niwaさんで頂いた作品。作家さんのプロフィールと共に。

お馴染みの「西の湖」を反対側から。

長命寺からバス利用で「西の湖」の北西部。
ここも初めて、手漕ぎ舟による水郷めぐりの出発点だ。
ここから普段のコースを逆回りで西の湖園地へ。

春先や冬場に訪れることが多く、
初夏だと全く違った風景だと気づく。
背の高いアシが密集していて見通しが効かない。

こちらも次回のロケハンのため、
湖畔をただひたすら歩く。
先ほどの長命寺800段のため足が辛い。

最後に、湖東平野の麦畑を凄まじい運動能力で
飛び交うツバメを追いながら1日を終えることに。

800に及ぶ石段は甘くなかった長命寺。

近江八幡駅からバス利用で「長命寺」へ。
京都のお寺に引けを取らない名刹だと思う。

バスの終点ということもあって運転手さんとしばし歓談。
石段の険しさや、「西の湖」の良さを熱弁されていた。
特に桜の時期の「西の湖」は格別だと‥。私も経験上同感だ。
ただ、あまりその良さが知られていないのが不思議。

再訪のため石段が険しいかった記憶があったが、
それはクルマで訪れた時の記憶で、
全行程の9割をクルマ、残りの1割を徒歩での記憶。

帰りの下り(不揃い)石段を徒歩で下りる勇気はなく、
車道を大回りしてゆっくりと下ったのだった。

能登川駅から初めての場所、伊庭水郷から伊庭内湖へ。

町中を水路が走る伊庭水郷。それらが繋がるのが伊庭内湖。
水路に沿って水郷集落を巡る。コンパクトな集落だ。
湖東平野の広大な田畑を眺めながら伊庭内湖畔へ出る。

「能登川水車とカヌーランド」のよく手入れされた芝生で暫しの休息。
ゆっくりと内湖を一周しつつ、次回訪れるためにロケハンをした。
こちらもコンパクトだが、中々良い場所を発見できたと思う。

花は少なく人も少ない、だけど魅力的な醒井宿。

ツバメ飛び交う駅舎を出て旧街道へ。

主役の梅花藻は咲き始め。

まだまだ所々だけど、これから梅雨明けにかけて勢いを増すのだろう。
それに伴い、人出と気温も鰻登り。これは経験済み。
なので、この時期の静けさが中山道醒井宿の風情をよく伝える。

美しい湧き水周辺のわざとならぬ景色。
主役だけでは物語は成り立たないということだろうか。

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