6月頃から地域割を利用して愛知県内へサラッと出かけようと思い続け、
酷暑やらコロナ再拡大やら台風やらで伸び伸びになった挙句、
あてにしていた“地域割”は終了してしまって“全国旅行支援”へと
世の中の観光復興事業が移行しつつあるタイミングになってしまった。
この全国旅行支援は各地方自治体がバラバラに主導するため、
その全てを束ねる大手旅行サイトは当然ながら大混乱。
6月頃から地域割を利用して愛知県内へサラッと出かけようと思い続け、
酷暑やらコロナ再拡大やら台風やらで伸び伸びになった挙句、
あてにしていた“地域割”は終了してしまって“全国旅行支援”へと
世の中の観光復興事業が移行しつつあるタイミングになってしまった。
この全国旅行支援は各地方自治体がバラバラに主導するため、
その全てを束ねる大手旅行サイトは当然ながら大混乱。
コロナやら台風やら酷暑やらで、久々の訪問。
コスモスを見ては百恵ちゃんを、
サボテンを見ては財津さんを思い浮かべる‥。
そんな昭和世代だから仕方がないとぼんやり考えていたら、
『♪ほんの小さな‥‥』と口ずさみながら
サボテンの温室に入ってきた親子連れのお父さんにびっくり!
いつもながら、
モデルさんを立てての撮影をされている方々がみえた。
ここはそれ向けには絶好のロケーションだ。
高北幸矢さんのインスタレーション×旧山繁商店
『落花、瀬戸千年。』にお邪魔した。
国登録有形文化財である旧山繁商店の日本間に並べられた
夥しい数の瀬戸焼の陶器(倉庫に眠っていたものだとか)。
その高低差が造るグラデーションのスペースは
森なのか? 扇状地なのか? はたまた生物の体内なのか?
その隙間に床の間から溢れ染み入る木彫の椿は、
風? 水? または鮮やかな血液なのか?
いずれにしても伝わってくるのは圧倒的なその生命感。
随分前にこの会場界隈は何度も巡ったが、
この一連の建物群に訪れる機会はなかった(文化財登録前だったのか、
当時は情報がなかったと記憶する)。
以前訪れた時よりもアーケードのある商店街には新しいお店が増え、
賑わいを取り戻しつつあるようだ。
“藤井聡太5冠”効果も一役買っているか?
私の亡き母の実家は、この地が終着駅の名鉄瀬戸線沿線。
物心つく頃から慣れ親しんだ“瀬戸電”。
床が木製で、扉が手動(!)だった普通電車を知るギリギリの世代だ。
昔の瀬戸の街を知っている身からすると、
新しい施設や店舗が増えていくことが
嬉しくもあり寂しくもあるジレンマに陥る。
土曜日にしては空いてましたかね。