レース自体は荒れた。大きな怪我がなくて幸い。
主催者も出場者も観戦者も探り探り感がたっぷり。
開催されただけでも奇跡だったのかもしれない。
普段より数倍の労力を費やした関係各位に感謝しきりだ。
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延期になったスーパーフォーミュラ第5戦 & 第6戦 練習走行。
今年初めての4輪メジャーレースがこの12月(悲)。
好天のお陰で寒さはさほど感じなかったが、
12月だとは思えないほど日向は暑く、
反面日陰はそれなりの季節らしい寒さ。
故にクルマのコンディショニングは難しそうだった。
2日目スプーンカーブ一人ぼっち。
広〜いコーナーでただひとり。
世界で一番安全じゃないかと思えるほど。
のんびりした気分とは裏腹に
目の前で接触あり、転倒あり。
レースはガチ、厳しいのである。
クラブマンレースでのんびり1日目。
寒くなった。
冬のコートを着てきて大正解。
日差しはたっぷりあるものの、
北風の厳しい一日だった。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』観た。
知人のオススメで‥。
2大スターの共演と賞獲り等でも話題になった作品でありながら、
今まで観たことがなかった。
何故なら、私の中でタランティーノ監督作品は
『キルビル』の冒頭シーンで止まってしまっていたからだ。
ゾンビもので流血残酷シーンには慣れているものの、
その時の体調のせいもあってかその先へ進めなかった
(未だキルビルの全編は観ていない)。
高度な映画オタク監督の作品だけに、
各シーンの伏線や仕掛けを探り探り“シャロンテート事件”の
予備知識を取り入れつつ、慎重に観進めた。
そんなこんなでなかなか作品の調子が掴めない。
散文詩のような展開が続き‥。
大団円!
これは映画を愛する監督の復讐劇なのか。
大暴れの後の糸の切れた凧のようなエンディングが切ない。
時代の変換期。日本での“浅間山荘事件”と同じような役割を
果たしたであろう“シャロンテート事件”。大阪万博の前の年だ。