従来のメガネよりも丸いレンズ(もちろん遠近用)になり幅もコンパクトに…。
テンプル(つる)を畳んだ姿もこじんまりしていて美しい。
このレンズ、生活の中でいちばん見る機会が多くなる中間距離の視野が
糸巻き状に狭くなってしまうという遠近レンズの最大の泣き所を極力抑えた
メーカーさんオリジナルの新設計のものなのだそうだ。
合わせて、近視の度合いも前のメガネよりも緩めてもらっている
(高齢になるに従って近視が良くなってくるってこと、知ってました?)
こともあり、自然な感じで見えていて違和感が少ない。
レンズのエッジ(断面)加工は“ツヤ消し・半ツヤ・ツヤあり”の3とおりがあり、
これは中をとって“半ツヤ”。
“ツヤあり”を選んでエッジをもっとピッカピカにさせることもできる。
この紫色の反射光はブルーライトカットコートが施されている証で、
少し前に話題になった眼に有害なPCなどのブルーライトを抑えてくれるそう。
ただ、そのため見える対象がやや黄色味がかって見える。
紫外線より可視光線寄りの光、つまり紫色に近い部分を抑えるため
その補色である黄色がやや強調されてしまうのだろう。
業界ではお馴染み、印刷物で言うところの“Yかぶり”の状態に近い。
商売柄、正確な色が分からなくなっては困るので、
前回メガネを作った時は、勧められたがこの加工は避けた。
ただ今回は寄る年波で眼にトラブルが出始めていることだし、
仕事の時は使用を避けることにして、思い切って施工をお願いしてみた。
モニターを見る時は現役の近中用のメガネがあるので大丈夫。
写真を撮るときには従来の遠近用のメガネを使うことになるだろうし…。
じゃ、このメガネはいつ掛けるのか?