スイレンプールがリニューアルするタイミングで2回目の訪問。
まず出迎える個性的なフクロウたちは相変わらずの人気。
一方、睡蓮の葉を渡る足の大きなアフリカレンカクも健在。
その仕草の虜になり、しばらく俊敏な彼(彼女)の動きを追う。
真新しいプールは美しいが、睡蓮やお隣のオオオニバスは
成長途上で、大きく水面を覆うのはもう少し先になるかも。
人懐っこいコガネメキシコインコは何度か私の肩にもとまってくれ、
クロエリセイタカシギもそばに来てくれるのだが、
それぞれ私が餌を持っていないことが分かると、
そそくさと他の人のところへ鞍替えする要領の良さは、
さすが連日多くの観客を相手にする百戦錬磨の接客術。
最後に出会うことになるのはハシビロコウ。
少々のことには動じず静かに佇むその姿は、
奥の専用個室を与えられた大御所の哲人のようだ。